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GOOD LIFE フェア2024

インタビュー出展者に聞きました

2023.08.09

GOOD FOOD&CRAFT

全ての人に「好きな食べ物でお腹いっぱいの幸せ」叶える冷食

テーブルマーク


私たちの生活にとって最も基本的な習慣といえば、食事。実は、一人ひとりに様々な「気をつけること」がある。

国民の1~2%、乳幼児だと約10%は何らかの食物アレルギーを持っているとされる。また、生活習慣病で「食事に注意」と釘を刺されている人も少なくないだろう。加えてヴィーガン(完全菜食主義)が注目を集めるなど、近年、ますます食の多様性が求められるようになってきた。

とはいえ糖質や塩分、アレルゲン、動物性原材料を控えた「制限食」や「フリー食」は、なんだか味気なく、食べていても楽しくない……。そんな悩みを抱えた人には、ぜひ「BEYOND FREE(ビヨンドフリー)」を試してほしい。冷凍食品メーカー・テーブルマークの新ブランドで、特定の食材や成分の使用に配慮しながらも本格的なおいしさにこだわった逸品だ。

現時点では2023年1月にグランドオープンしたECサイト「食+(ショクタス)」限定で販売しており、家庭にはクール便で届けている。同社の萩原弥生さんは「ECサイトには月間数万人ほどが訪れて下さるようになった。今後、さらにブランドやサイトの認知度を高めていきたい」と話す。


商品のカテゴリーは「アレルゲン不使用」「動物性原材料不使用」「糖質カット・塩分カット」の3つ。一人ひとりが体質や健康状態、食に対する考え方にあわせて好みの食品を選択できる。ただし、心身にあう食品でも、おいしくなければ食べ続けてもらえない――。BEYOND FREEを生み出す過程で、同社が強く意識したのはこの点だという。味気なければ食を通じて笑顔になれない、幸せを感じてもらえない。そんな思いで試行錯誤を繰り返し、徹底して「おいしさ」を追求した。

成果は数字としても表れている。たとえば「豆乳クリームロールケーキ」。動物性原材料を控えている20~40代の男女に発売前に試食してもらい、9割以上から「おいしい」との反響があった自信作だ。


他にも「豆乳とお野菜のマフィン」「ライスバーガー 大豆ミート焼肉味」「糖質30%オフ お皿がいらない 明太クリームうどん」など、約20種類のメニューをそろえている。今後も顧客の意見を聞きながら、カテゴリーやラインナップをさらに増やしていきたい考えだ。

本格的な味わいを「手軽に、いつでも」楽しめるのもBEYOND FREEの魅力の一つ。商品はすべて冷凍されており、自然解凍やレンジでチンするだけで食べられる。

1962年に冷凍エビフライ、1974年には冷凍さぬきうどんの製造を始めるなど、総合冷凍食品メーカーとして培ってきたノウハウをBEYOND FREEにも注ぎ込んだ。たとえばパンは、冷凍しても焼きたての鮮度が失われず、解凍すればしっとりソフトな食感を楽しめる。

BEYOND FREEを通じて同社が目指すのは「誰もが食べたいものを自由においしく楽しめる社会」の実現だ。

ブランド名には「何かがない(FREE)ことを超えて(BEYOND)、おいしさや楽しさといった新しい価値を提供し続ける」「これまで以上に自由で制約のない選択肢を食卓に提供したい」との決意を込めた。ロゴマークは「O」の文字だけやや大きく、赤味を帯び、上の部分がくびれている。「もぐハート」と名づけられたこの「O」は、食事を楽しむ大きな口と、それによって満たされる心を表現したものだ。


商品の認知度を高めることに加え、「食に制約がある人が存在する」ということも、もっと社会に知ってほしいと願っている。BEYOND FREEが食卓に広がれば、制約がある人もない人も、同じテーブルで同じ食品を楽しめるようになる。「友人とのホームパーティーや、お友だちを招いた子どもの誕生会などで、食の制約の有無を気にせずに、食を楽しんでいただけたら」と萩原さん。
 
食事はみんなの心を豊かにし、笑顔をつくり、絆をはぐくむ。「生活習慣病だから」「アレルギーがあるから」「ヴィーガンだから」といった理由で、食にまつわる悩みや不安を抱えたまま、「おいしさ」を諦めてしまうのはもったいない。

制約がある体や心にフィットしつつ、おいしい食事を楽しみたい――。両立の答えは、BEYOND FREEにある。