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インタビュー

2022.09.13

SDGsマーケット

カーテンに込めた「楽しさ」 鮮やかな柄が生まれた理由

スミノエ


掛け替えるだけで、部屋の雰囲気をガラッと変えてくれるカーテン。やすらぎや元気をくれる色、家具と調和した柄、遮光やウォッシャブルといった機能性……。選ぶ基準はそれぞれだが、部屋の大きな面積を占めるインテリアだけに、「やっぱり無難に……」という人も多いだろう。

「カーテンは、人生で3回くらいしか買い替えないと言われています」とは、スミノエのデザイナー。確かに、一つの窓を飾るのに10万円もかかるようなオーダーカーテンだと、模様替えにも簡単には踏みきれない。

そんな中、価格を1窓1万円台に抑え、色柄が鮮やかなプリントカーテンを豊富にそろえるのが、スミノエのブランド「DESIGN LIFE」だ。品質が良くデザイン性が高いカーテンを手軽に楽しんでもらいたいと、2008年にスタ-トした。DESIGN LIFEのカーテンは、3サイズの既製品のほか、サイズや、ひだの数を選べるオーダーカーテンがある。


今年7月に発売されたシリーズ「JOY!」は、色彩の美しさ、生命力を感じさせる伸びやかな柄、ユーモアのあるデザインが特徴だ。「従来の『カジュアル』『ナチュラル』といったテイストよりも、『みんなに元気になってもらいたい』という気持ちがコンセプトのベースにある」

「JOY!」の開発が始まったのは2021年初めごろ。コロナウイルスが猛威を振るう中、在宅時間が増え、住まいを見つめ直す人が増えた時期でもあった。「沈んだ気持ちが明るく前向きになるような、生活にパワーを与えられるようなカーテンができないだろうか」。こうした3人のデザイナーの思いが、「JOY!」の出発点になっている。

たとえば鉢に飾られた草花がモチーフの「ハンギング」は、窓辺に植物をつり下げる人気のインテリアに着想を得たもの。「ジェシカ」は、「人」というありそうでなかったモチーフを採用し、ビーチボールを持って駆けたり跳ねたりする女性の姿をドットのように配置した。

その名の通り雪山がプリントされた「ユキヤマ」は、「よく見てもらうと、こっそりイエティが隠れているんですよ」とデザイナー。「コロナ禍で人と会えなかったり、なかなか外に出かけられなかったり。家にいたら味わえない楽しさを、せめてカーテンで感じてもらいたい、とデザインしました」。一部の柄は、クッションカバーやマグカップ、傘にも展開し、トータルコーディネートを楽しめるようになっている。


DESIGN LIFEのドレープカーテンの柄は現在、27種類。中には発売から10年もの間、変わらず人気の柄もある。「旬のデザインを提供したいと開発してきたものが、結果的に飽きが来ず、長い目で見ても愛されるデザインになっていたのかもしれません。これからも、そんな風にデザインをあたためていけたらいいですね」

DESIGN LIFEのデザインを見ていて感じるのは、「カーテン選びって楽しい!」という高揚感だ。自分自身の好みや気分、シーンに合わせて、服を着替えるように軽やかにカーテンを選べたら――。住まいはもっと自分らしく、もっと心地よくなるはずだ。