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インタビュー

2022.09.22

SDGsマーケット

人も地球も美しく健康に コスメブランドが描く行動と共創

Be/Earth Sense/Earth Kiss


毎日をアクティブに駆け抜ける人たちが、常にベストな調子で美しくいられるよう、肌や体が求めるエネルギーをシンプルに取り入れられるように。

そんなコンセプトを掲げる、コスメ・インナーケア商品を取り扱うブランド「Be」。
有機JASの農地で栽培された米や桑の実、ハーブといった国産オーガニック素材や、発酵技術を取り入れた生産体制へのこだわりと、洗練された印象にまとめたパッケージデザインに、ブランドへの思いがよく表れている。

2018年にスタートした新しいブランドだが、すでに東京・銀座に旗艦店「Be Organic」を構える。女性向け雑誌でも多数紹介されるなど、20~40代を中心に認知度を高めてきた。稲垣大輔社長は「アクティブに働く人たちにとって、オーガニック自体への魅力、さらにはサステナブルな未来への私たちの思いなどが、思っていた以上に消費者に伝わっていると感じます」と話す。

かつて自動車メーカーに勤務し、設計や開発の仕事をしていた稲垣さん。忙しく働くなかで、親と一緒に暮らしていたころは気にしたことがなかったアトピーの症状が出るようになったことがきっかけで自身の健康を意識しはじめた。

けれど、体によい食事などを意識して続けることは「かつての自分にとっては我慢という側面があった」。もっとシンプルに、ストレスなく生活に健康習慣を取り入れたい。そんな思いが内外美容に役立つ商品づくりの着想になったという。

「人に対して優しいものを」という視点を掘り下げるうちに、問題意識は自然や持続可能な地球環境をいかに守るか、ということへも広がっていく。「人も地球も健康で美しく」。自らが目指すべきBeのブランドイメージや商品が固まった。

Beが大切にする考え方は他にもある。それは、行動することだ。

海ゴミの清掃活動などのイベントは、ブランドの思いを再認識する場になっている

アメリカを起点に世界で広がる、地球のことを考える運動「アースデイ」には企業を立ち上げた当初から共感し、様々な取り組みを行ってきた。たとえば海のクリーンアップイベントに全社員で参加したり、エシカルをテーマに活動する人や企業、オーガニックの専門家などに話を聞く動画番組「Be Talk」を自社制作したりと、同じ志をもった企業や消費者との接点づくりを大切にしている。

8月22日に発売したヴィーガンオーガニックフェイスマスクブランド「Earth Kiss」は、
発酵飲料・コンブチャの成分をベースにしている

「一企業が地球規模の課題に対してできることは限られている。自分たちのブランドが成長するだけでなく、前に進もうとするお客様や企業とつながりあって、ともに新しい価値を作っていくような企業になりたい」と稲垣さんは力を込める。

GOOD LIFEフェアでは、8月に発売したイギリス発のヴィーガンオーガニックフェイスマスクブランド「Earth Kiss」と、昨年から取り扱うフランス発のブランド「Earth Sense」を紹介する。いずれもオーガニック認証を取得しているブランドで、「Be」と同じくサステナブルな未来をめざして商品ラインアップに加えた。

「自分たちのブランドが成長するだけでなく、前に進もうとする人や企業とつながりあい、一緒に新しい価値を共創していく、そんな企業になりたい」。稲垣さんの夢は広がる。