2022.09.01
健康&ビューティ
ピー・エス・インターナショナル
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暮らしの何もかもを、いきなりサステナブルに切り替えるのは難しい。でも、身近な日用品を一つずつ、人や地球にやさしいものに置き換えていけたら……。
たとえば、毎日使うシャンプーを、環境にやさしいものにするのはどうだろう。「エティーク」の固形シャンプーは、化学物質や、森林破壊の一因ともいわれるパーム油を使わず、環境負荷を考え植物由来の原料のみで作られている。ニュージーランド生まれのブランドは2012年にスタートするや、オーストラリア、アメリカ、台湾などで次々と話題に。日本ではピー・エス・インターナショナルが2019年から販売している。
エティークの始まりは、理学部の学生だった創業者ブリアン・ウエストさんが、バスルームにあふれるプラスチックボトルに疑問を抱いたこと。海に流れ込むプラスチックごみを減らしたいと、自宅のキッチンで調合を重ね行き着いたのが、美容液成分を固めて作る固形タイプのシャンプーだ。
「液体シャンプーの約70~80%は水なんです」とピー・エス・インターナショナルの北川愛巳さん。液体シャンプーは美容液成分や洗浄成分を水で希釈して作られているのだという。
「それを保持するためプラスチックボトルに入れられていますが、固形にすれば水がいらないのでプラスチックボトルも必要ありません」。エティークのパッケージは生分解性の包装資材を使い、倉庫や物流、小売りなど、消費者の手に届くまでのあらゆる工程で100%プラスチックフリーにこだわる。
シャンプーは、パサつきやダメージといった髪悩みや仕上がりのイメージに応じて、10種類から選べる。男性用のシェイビングにも使えるシャンプーや、赤ちゃんが使えるもの、ペット用のアイテムなど、バリエーションは増え続けている。
使い方は、ぬれた髪の根元から毛先にかけて固形シャンプーを直接なでつけ、泡立てるだけ。きめ細かく濃密な泡立ちと、フルーツやハーブの豊かな香り。その使い心地の良さにこそ、エティークが多くのリピーターを惹き付ける理由がある。
頭皮のべたつきやペタッとした前髪が悩みだったという北川さんも、使い続けるうちに指通りや頭皮環境の変化を実感。シャンプーをきっかけに生活全体がエシカルになった、とも感じているそうだ。
「ものを選ぶとき、値段より、作られた背景や思いを気にするようになりました。日本人の中ではまだ、エシカル、サステナブルというと仰々しくて、生活のスタイルを崩したり、不自由になったりするのではと思う方も多い。エティークを通して伝えたいのは、サステナブルは特別なことではないというメッセージです」
大切にしたいのは、「100点を目指さないこと」と北川さんは言う。「『この商品、プラスチックフリーじゃないからダメだ』などとジャッジをしない。そして、何もかもを完璧にしようとするのではなく、歯ブラシ1本、シャンプーひとつからでいい。『やらないよりはやった方がいいよね』というくらいの気持ちで、小さなことでも長く続けることが大事だと思います」