2022.07.29
健康&ビューティ
テテリアミル
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薬膳とは、中国の伝統的な医学理論をもとに、多様な食材や生薬を組み合わせる食事の取り方のこと。その組み合わせにおいて、考慮されることは実にさまざまだ。体質や体調といった人それぞれの状態。季節や気候条件。さらに栄養面だけでなく「味や香りの良さ」も重要な要素なのだという。
こうした歴史や奥深さから、薬膳の魅力にひかれる人は多い。各地の料理教室や栄養講座でも、「薬膳料理」といったテーマが多く取り上げられていることをご存じの人もいるだろう。
だからといって、何十種類という素材を家庭にそろえ、家族それぞれに最適な組み合わせを実現するのは難しい。そこで「テテリアミル」(名古屋市)は2020年、薬膳の習慣を手軽に取り入れるための新しい商品を発売した。彩り豊かな茶葉にお湯を注ぎ、香りと味をゆっくりと味わえる「薬膳茶」だ。
ブランド名は「千月茶(せんづきちゃ)」。身体の調子や目的に合わせて調合を自社考案した定番8種類のブレンド茶と、一人ひとりにカウンセリングを行い、その体調にあうよう素材を調合して直接届ける「オーダーメイド薬膳茶」を提供している。
「地元の名古屋を中心に口コミで広まり、サロン等での導入事例も出てきました。公式サイトでは、どうやって知ってくれたのか私も気になるのですが、遠方に住む方からの注文も増えてきています」と、代表で薬膳コンシェルジュの朝岡せんさん。
「薬膳は難しいとか、『薬』だから苦いのかなとか。そんな敷居が下がって、多くの人に魅力を知ってほしい」と話す。
「身近な人の心身の健康を守るために、自分に何ができるだろうか」
朝岡さんのこれまでの取り組みを貫いてきたのは、そんな率直な思いだ。
高校生のころ、授業の一環で母親が赤ちゃんを出産する場面をVTRで見てあまりの感動に涙が止まらなかった。「きっと人生で一番エネルギーを使う瞬間。女性の健康を支える仕事に関わりたいと思うようになるきっかけになった出来事でした」という。
後に結婚し、家族ができると「自分が選んで買った食材や、作った料理そのものが、家族の健康に直接つながる」ことを実感した。それ以来、元々関心が強かった栄養や健康の分野の勉強にますます熱が入り、料理教室や講演会での講師としての活動も増えていった。
薬膳の教えには「全ては繫がり、影響しあい循環のなかにある」という考え方がある。「食材にはそれぞれ違った効能や魅力があり、『採ってはいけない』というものは本来ありません。大切なのは日々変わり続ける心身の状態に向き合い、それにあったものを採り入れることです」と朝岡さんは話す。
それを手軽な習慣のなかでサポートをする「千月茶」は、ゆらぎや日々の体調の変化に悩まされている女性や、ストレスや日々の飲食習慣から胃腸に不調を感じる男性にもおすすめだという。
美味しく、楽しく、毎日がうれしくなる。そんなひとときを提供したいとパッケージの美しさ、香りの良さにもこだわった「癒やし」のアイテム。ギフトセットも数種類そろえている。自分用にはもちろん、家族や身近な人へのプレゼントとしても手にとってみては?