2022.09.09
SDGsマーケット
アクアクララ
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安心安全なくらしについて改めて考える契機になったコロナ禍。その一つの選択肢として、「ウォーターサーバー」を取り入れた家庭も多いようだ。
家庭用のボトルドウォーターの宅配を一括で行うアクアクララ(東京都)の営業企画部、藤尾伸弘部長によると、ウォーターサーバーを使っている家庭は全国で約490万世帯。コロナ前の2019年度に比べ75万世帯ほど増えた。家で過ごす時間が増え宅配サービスが身近になったことや、災害など非常時への備えから注目が高まっているという。
「近年は20~30代の若い世代からの申し込みが増えています。水へのこだわりが強い方だけでなく、子どもの頃から実家にあったなど、より自然な存在として感じてもらえるようになってきました」
迷うのは各社のサービスをどう選べばよいかだろう。水の料金やウォーターサーバーのレンタル料、電気代といったコスト面につい目が向きがちだが、身近な存在だからこそ、企業ごとに異なる「こだわり」をじっくり見比べてみたい。
ウォーターサーバーで使用される水には、実は2つの種類がある。各地で採水した原水に沈殿、ろ過、加熱殺菌といった最低限の処理を加えるのが「天然水」。これに対し、アクアクララは「より安全性にこだわった結論」として「RO水」と呼ばれる水を一貫して提供してきた。
RO水は、国の安全基準を満たした水に「RO膜(逆浸透膜)」によるろ過工程を加え、水の不純物や雑味を取り除いた水のことだ。アクアクララはこの方法で限りなく純水に近づけ、4種類のミネラルを配合し、日本人の好みに合う口当たりと味わいに仕上げている。そんな「デザインウォーター」は、モンドセレクション(国際的な食品評価機関)からも高い評価を受けている。赤ちゃんのミルクづくりにも安心して使えるとアピールする。
それだけではない。「地球環境や生活者の安心に役立つための工夫も知ってほしい」と藤尾さん。一例が「リターナブル方式」と呼ぶ、水のボトルを回収・交換する取り組みだ。12Lか7Lのボトルを選べるが、空ボトルを回収し、除菌洗浄を徹底しながら再利用している。これにより、500mlペットボトルに換算すれば年間約3億本もの資源の節約につなげている。
また、ボトルの交換作業で自宅を定期的に訪問し、ウォーターサーバーの状態を常に直接確認したり、家庭の困りごとを丁寧に聞き取ったりするなど手厚いサービスも心がけているという。
メンテナンス費用がかからないことや、子育て家庭向けの割引といったコスト面での努力も含め、アクアクララのサービスに対する考え方は揺るがない。「水は人にとって一番身近なもの。だからこそ安心して利用できるやさしいサービスであることを何より大切にしています」と藤尾さんは話す。