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ストーリーPLUS

interview
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探索にバトル、ゲームをクリアし「使える英語」を実現

でらゲー(1S-07)

楽しみながら、自然に「使える英語」を身につけてほしい。これから育っていく子どもたちに向け、Nintendo Switch™(任天堂)でプレーできる新しいゲームが注目を集めている。「ベティア ペラペラ英語アドベンチャー」。韓国で開発されたソフトをもとに、日本のゲーム企画開発会社でらゲー(東京・渋谷)がNintendo Switch向けにローカライズして提供している。

勉強するというよりも、「英会話によって物語が動いていく」という楽しい感覚が、熱中できるポイントだ。プレイヤーは「ベティア」という世界の主人公として、突然現れる「デビルモン」に奪われてしまったエネルギーを取り戻すため、リスニングや英単語のクイズといった英語学習の様々な課題に取り組んでいく。

探索やバトルのなかで、登場人物とコミュニケーションをとることもできる。登場人物の声は、ネイティブスピーカーの声優が担当。プレイヤーはお手本ボイスを参考に、マイクを使って発話する。発音の採点も行われるため、より高いスコアを目指すなかで飽きることなく英語力が身についていくという。

ゲームのなかで使われる英語は、英検5級~3級程度のレベルにあたり、英語をこれから学んでいく小学生はもちろん、学び直しをしたい大人にも役立つ内容になっている。

日本人が英語を学ぶ際、読み書きはこなせても、聞くことや話すことが苦手という場合が目立つ。でらゲーのベティア担当、諸岡なほ子さんによるとこうした現象は「ミュートイングリッシュ」と呼ばれ、とくに東アジアの英語学習者に共通して見られるという。ベティアはこうした課題を解消するために韓国で誕生し、人気を集めてきた。

日本で提供されているNintendo Switch版の監修には、敬愛大学・英語教育開発センター長の向後秀明教授が携わった。向後教授自身、長年英語教育の改善に取り組み、「たくさんの人がいる環境で学んでも、なかなか思うように英語が身につかない」という実情に向き合ってきた。

解決のカギは、自然と英語が目に入る環境で、英語を耳に入れ、口に出すというサイクルを続けること。また、「英語のシャワー」を浴びて、一言一句を100%理解できなかったとしても、推測しながら進めていく曖昧さへの耐性も重要という。「英語ができるようになるかどうかは、英語に触れたり使ったりする時間にほぼ比例するといえます。だからこそ、楽しみながら継続的に学ぶ、ということを大切にしてほしいと思っています」と向後教授。

2020年度から小学校では外国語の授業が必修化され、3、4年生から外国語活動、5、6年生では外国語科として英語の授業が行われている。求められるのは、四技能(聞く・読む・話す・書く)をバランス良く習得すること。ただその一方では、AI(人工知能)の進化もめざましいため、「英語もAIに任せればいいのではないか」という発想もある。

しかし、向後教授は今後、国内外において英語の必要性はもっと増していくとみている。「日本には『沈黙は金』という考え方がありますが、そうした世界観が通じないのが現在のグローバル社会。自分の考えていることを言葉にして伝えていくという姿勢がさらに求められていくようになる。それに、胸の内を言葉にしてみることで、自分の本当の気持ちに気づくことだってある。その点、AIがつくる英語は、自分の本当の気持ちや考え,意思と合わない恐れもあり、AIでは事足りないことも少なからずあります」。英語を前向きに、そして主体的に使える人が増え、暮らしの選択肢が広がっていくことを期待している。

「ベティア」は、そんな未来を目指す人たちをサポートする。「面白いゲームで 世界に驚きと満足を届ける」が、でらゲーの経営理念だ。勉強することと、ゲームの面白さを両立する「ベディア」は発売から2年あまりがたち、高い評価を受けてきた。「コツコツと積み重ねる学びの時間を楽しさで彩る。ベティアをそんな学びのツールとして届けたい。」と諸岡さん。GOOD LIFE フェアでは、実際にゲームを体験できるブースを設置。そこで、多くの家族に「ベティア」と出会ってほしいと話している。

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