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ストーリーPLUS

interview
地域の魅力- sponsored -

旅するように、大切な人と会える場所 絶景の霊園が変えるお墓の常識

はなうたガーデン - 伊東 -(2F-36)

「お墓って、もっと自由でいい」——そんな発想の霊園が、温泉や海の幸で知られる静岡県伊東市にある。相模灘と伊豆大島を望む丘に広がる「はなうたガーデン – 伊東 – 」は、富士箱根伊豆国立公園内に誕生した大規模なガーデン葬の霊園だ。東武緑地が設立した公益財団法人・千の花々メモリアルガーデンが運営している。

約5万㎡の広さがある園内では、サクラ・バラ・アジサイなど140種類以上の花が四季折々に咲き誇る。敷地内は、施設が手配するカートで気軽に移動できる。「お墓参り」というより、家族で訪れるピクニックに近い感覚。暗い、重いといったイメージとは一線を画した空間が広がっている。

親に何かあったとき、自分はどう動けばいいか。そして、いつかくる自分自身の死にどう向き合えばいいか。頭の片隅にありながらも、なんとなく先送りの課題としてしまっている人は多いだろう。けれど「終わりを意識することは、今を明るく、大切に生きることにもつながる」と語るのは、東武緑地の社員で「はなうたガーデン – 伊東 – 」の価値発信を担当する杉本洋平さんだ。

この霊園が私たちの「お墓の常識」を覆すポイントは多岐にわたる。例えば、広々としたガーデンに墓石や故人の名を刻んだプレートは一切設置されていない。故人が眠る場所へ案内してくれるのはなんと「ドローン」。契約時に登録されたGPSデータをもとに、ドローンが埋蔵区画へ向かい、目線に合う高さで静止して祈りを向ける目印となってくれる。

故人の遺骨は紙製の骨壺に納められて埋蔵される。骨壺は1年ほどで土に還り、遺骨も20~30年ほどの期間をかけてガーデンの大地に溶け込み、草花を育む自然の一部となっていく。宗教・宗旨は不問で、ペットとの共葬も可能。お墓を継ぐ後継者も不要だ。しきたりや家の事情に縛られず、自分の意思で眠る場所を選べる。「誰とでも、どんな形でも」という自由度の高さが、設計思想の根幹にある。

大切な人に会いに来たという感覚で、気軽に訪ねられる場所。そしてお墓参りをしきたりや義務ではなく、旅やレジャーのように楽しめる時間に——そんな思いが、この霊園のすみずみに宿っている。

実際、70〜80代の高齢者だけでなく、50〜60代の健康な世代が生前契約で見学に訪れるケースが増えているという。独身で生きることを選んだ人、離婚を経てひとりで暮らす人、先祖のしきたりに縛られず自分らしく眠る場所を決めたい人。現代の多様な生き方に寄り添った選択肢として、幅広い世代から共感が寄せられているのだ。お墓選びはいま、「埋葬の場の選択」から「個人の生き方の意思決定」へと変わりつつあるともいえそうだ。

東武緑地はこの動きをさらに社会へと広げるため、「死」と向き合う活動に取り組む外部の企業・団体ともつながり始めた。死を考えることは生を豊かにするととらえ、明るく誠実に語りあう場として注目されるイベント「Deathフェス」や、お墓の維持・承継に関する現代ならではの課題に専門家が寄り添うサービス「おはかんり」との連携もスタートしている。

「心地良く豊かな生き方」は、人生におけるさまざまな選択肢のなかから、自分自身で選び取っていくもの。人生の終えかたや旅立ちかたにも思いをはせてみることで、あなたが本当に大切にしたいことが浮かんでくるかもしれない。「はなうたガーデン – 伊東 – 」は、お墓の新しいあり方を通じてそんなメッセージを提案している。